ホーリーバジル!この春、ポタジェに加えたい有効性の高いハーブその1

ホーリーバジルティーで胃の痛みが消えた?

紫色のバジルの花

このところ、アメリカ製のタイムリリースのビタミンC 摂取をきっかけに、十二指腸潰瘍の古傷が裂傷のような痛みになっていた。

体をねじったり、手を挙げる度に声が出るような痛みが走る。初めて経験するタイプの痛みで1ヶ月以上も続いていたので、さすがに”まずいことになっているかも”という不安に襲われていた。

番茶を飲むのも怖いので、昨年頂いていた「ホーリーバジルティー」を思い出して2日ほど飲んでいたが、無くなりそうだったので、最後の2日間は専用のポットに1パックを入れて一日中飲んでいた。

4日でなくなってしまったのが残念だったが、気がつくと痛みがなくなっている。

えっ?・・・何?・・・何が良かったの?・・・お茶?

いろいろ調べてみると効能が多岐に渡っている。事実であれば有効性が高すぎる。

体の問題はほとんどが炎症性。炎症を抑えるものでナチュラルで使用リスクの低いものは貴重だ。

ハーブの使いすぎは、神経系にダメージがくる可能性があるのではないか?(個人的な感覚的見解)と多少警戒しているところもあったので、名前に聞き覚えがあるぐらいで、ノーマークだった。

ホーリーバジルとは?効能は?

ホーリーバジルは、インド原産のバジルの一種で、「ホーリー」は英語で申請を意味している。ヒンドゥー教徒たちにとっては聖なる植物として5000年以上も昔からから崇められてきた歴史がある。

インドの伝統的なアーユルヴェーダ医学やユナに医学で貴重な役割を果たしており、多くの健康上の利点があるとされている。

また、タイを始めアジア各地で料理の香辛料としてもよく使われている。

ホーリーバジルには、今では多くのの種類があるようだが、インドやネパールでは、葉が緑色の「ラクシュミー(ラーマ)・トゥルシー」と葉が紫色の「クリシュナ・トゥルシー」が代表的である。

宗教用や医療用としてのエッセンシャルオイルの抽出や、ハーブティー、タイ料理などに使われている。

スイートバジルよりも香りが強く、加熱しても香りが飛びにくい。

効能

ホーリーバジルは、トゥルシー(Tulsi)の別名をもち、アーユルヴェーダや伝統的なハーブ療法で広く使用され、さまざまな効用があるとされている。

1 ストレス対策: ホーリーバジルはアダプトゲンとして知られ、ストレスへの適応能力を高めるのに役立つ。ストレスホルモンのコントロール、リラクゼーションを促進。

2 免疫強化: 免疫システムをサポートする抗酸化物質が豊富に含まれており、風邪や感染症から身を守るのに役立つ。

3 抗炎症作用: 炎症性疾患の症状を和らげる。

4 消化促進: 消化を助け、胃の問題や胃酸のバランスを調整するのに役立つ。

5 血糖コントロール: 血糖値を安定させる効果があり、糖尿病の管理に役立つことがある。
6 抗菌作用: 細菌やウイルスに対する防御機能を向上させることがある。

7 鎮痛効果: ホーリーバジルの抗炎症作用は、痛みや炎症の軽減に寄与することがある

8 抗酸化作用: 抗酸化物質が多く含まれており、細胞を酸化から守り、老化を遅らせる可能性がある。
9、呼吸器の健康: ホーリーバジルの香りは呼吸を助け、咳や風邪症状の緩和に役立つことがある。
10 神経系の安定化: 神経系の安定化に寄与し、集中力を高め、不安や神経過敏を軽減することがある。

ホーリーバジルはハーブティーやサプリメントとして利用され、その多くの利点がアーユルヴェーダの伝統的な医療に裏付けられている。ただし、アレルギー症状や下痢を引き起こすこともあるので、個々の状態や体質を考慮の上使用することが必要である。

ホーリーバジルの種まきから種取りまで

ホーリーバジルは、基本的には土壌をあまり選ばないが、中性から弱アルカリ、日当たり、風通し、水はけの良い場所を好み、特に一日5時間以上の日照が必要とされている。水のやり過ぎには注意!

暑さには強いが、寒さに弱く、15℃以下では枯れるので、露地の場合、日本では一年草として扱う。

播種期

播種期葉は4〜6月。
発芽温度は15〜20℃ 条件が合えば3日程度で発芽する。

播種法は、種を10分ほど水につけ、カエルの卵のようにドロッとしたところをスプーンですくい、霧吹きをした土の上に置く。覆土はしない。

とても水を好むが、地植の場合は、根付いてからの水やりは必要ない。肥料分もあまり必要としない。

摘芯

草丈20cm程から脇芽の上の葉や茎をハサミで切り取り(摘芯)、脇芽の成育を促す。

十分に大きく買ってからは、下から3節だけを残せばどこから摘心しても良い。

収穫期・開花時期

収穫時期は 6〜10月 

開花時期は6月から8月

ラーマトゥルシーは白い花色、クリシュナトゥルシーは紫色の花が咲く。

草丈は  品種により40~150cm 

収穫

花芽の出来る前の柔らかいは茎は料理やお菓子の材料に。花を収穫しないようなら、花芽の段階で摘み取ると葉を沢山収穫できる。

開花時期で香りの強い時期は花も一緒にに摘み取ってハーブティーやポプリに適している。

本来多年草だが、寒さに弱いので日本では一年草として扱う。

病害虫

万能薬であり、匂いも強いので虫にも強いのかと思いきや、以外にも虫が付きやすい植物のよう。

アブラム、シナメクジ、ヨウトウ虫、ハモグリバエなど要注意!

とにかく、風通しを良くして、蒸れないようにすることが肝心。

種取り

花をそのままにしておくと種ができる。茎が全体的に茶色くなった頃が収穫期。茎ごと選定して新聞紙の上などで茎を降って種を集める。

植えない選択はない。

これだけ有能と言われていては植えない選択はない。

しかし、特にクリシュナトゥルシーの種は希少性が高そう。色々と調べに調べて、結局、個人の出品者から買った。

育ててみないとどんなものが出てくるかもわからないし、芽出しをしてくれるのかさえ不確実だが、自分の勘を信じて!

栽培に成功したら、また使用例などお知らせします!

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