ホーリーバジル3種の花の違い。種取りに向かう。

摘み取ったバジル

それぞれ収穫量が少ないので、ハーブティーは4種類のバジルのmixで。時間をかけてしっかり天日乾燥。

この夏は、落花生の種まき翌日のカラス被害に始まり、ズッキーニととうもろこしの収穫時期に入ったところでの2週間の長雨、その後の高温続きで、借りている田んぼ跡の畑はカチカチの土になりほぼ壊滅。

かぼちゃ、ウリ、ピーマン、ナス、ビーツ、ゴーヤなど収穫と言える収穫には至らなかった。

草マルチを徹底して厚くしておけば、土の状態も少しは改善できたのかもしれないが、自分の体優先。

慣行農法で、酷暑の中でも日々手入れを怠らなかった隣の畑は、ほぼ変わらない収穫を得ていたので、食料の供給という現実の中では、慣行農法の恩恵が大きい。

バジル4種

庭の畑も草マルチが薄すぎることもあり、この夏は特に土が硬くてハーブさえも瀕死の状態が続いた。

このところ、ようやくバジル4種も元気が出てきたが、葉を十分に収穫することなく花の時期に入っている。

スィートバジル

ホーリーバジル

このホーリーバジルは種屋で入手したもの。ラーマトゥルシーともクリシュナトゥルシーとも違う。葉が緑色で花が紫、オオヤトゥルシー?かなとも思うが?

オオヤトゥルシーは大矢さんが日本の風土に合うよう改良された品種で、日本では一番流通している品種らしい。

ホーリーバジルには、一般的にはラーマトゥルシー・クリシュナトゥルシー・ヴァナトゥルシーの3種が知られているが、これ以外にも様々な品種や地域ごとの変種が存在するようだ。

ヴァナトゥルシーは野生種で、葉は淡い緑色で大きく、花は白、芳香が強くやや辛味がある。

ホーリーバジルの効用などはhttps://potager.site/holy-basil/

ラーマトゥルシー

このラーマトゥルシーとクリシュナトゥルシーは、インドから直接入手した種を繋いでいる方から買った種。

大事をとってポットまきをしたが、ほぼ100%発芽して順調に成育したいい種だった。

地植えが遅すぎたのと酷暑で成長が悪く多くは収穫できなかったが、暑さが和らいだここにきて、ようやく元気になってきた。

ラーマトゥルシーは上記のように明るい緑色の葉を持ち、爽やかな香り。味や香りがマイルドで、ホーリーバジルの中で最も甘みがあるとされている。

主に薬用や料理、ハーブティーの使われ、抗ストレス、抗アレルギー、抗菌などの効能があるとされている。

クリシュナトゥルシー

クリシュナトゥルシーは濃い紫色や紫黒色の葉を持ち、より強い香りがある。味や香りがよりスパイシーで少しピリ辛。

写真では葉の色が薄く感じられるが、実際はもう少し黒っぽく、特に葉脈は黒っぽい。

香りもラーマとはまた違っていて、濃厚?虫の被害が一番多い。

主に薬用として利用され、ハーブティーやアーユルヴェーダの製剤、精油などに使われる。

抗菌、抗ウイルス、抗炎症、免疫強化などの効用があるとされている。

来年はもっと本格的に栽培

自然農法では一気に土づくりをしないので、なかなか柔らかい土にはならない。そのうえ豪雨だ酷暑だと厳しい気象状況が続くと更に収穫に至らない。ハーブ系でさえ今年は順調な生育ができなかった。

クリシュナトゥルシーとラーマトゥルシーに関しては、来年は交配しないよう十分に離して専用の場所を作り、通年消費ができるようにしたいと思っている。

お茶以外にも化粧水や酵素なども作ってみたいし、それなりの量が欲しい。

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