種まきは天気と時間帯を見極めて、より発芽率を高めよう!

4月に入り、気温が25度以上の日があったりすると、早く種まきをしたくてウズウズ。ただ、次の日の朝方には10度を下回ったり霜が降りたりと、直まきをするには危険な時期でもあります。

さすがに、下旬ともなれば「蒔いても大丈夫!」とばかりにその気になっていましたが、自然農を長く続けている方の見解を尊重し、ぐっと我慢して待ちました。ようやく解禁!

今年は5月中旬蒔きで様子を見ることにしました。

5月は夏野菜の直まきの適期!?種まきカレンダーによる最適日は?

種まきカレンダーの表紙

北部九州では、最低気温が10度を下回ることもなくなり、最高気温が25度前後。直まきの適期5月の中旬が見えてきました。

夏野菜は、ほとんどが実モノ。シュタイナーの種まきカレンダーによると今月の実モノの種まきに適した日は5月9日と10日、18日、26日、27日、28日になります。

バジル、オレガノ、セージなどは、本来「花菜類」に属しますが、葉を収穫するものなので種まきだけは「葉」の日にします。

ハーブ系はは5月の中旬以降、ホーリーバジルに至っては、種を分けて頂いた方に、「直まきなら6月に入ってからの方が良いかも」と言われているので、今月の葉の日、5月15日、16日、17日、25日、6月は3日、4日あたりで、天気との兼ね合いで決まります。

花類や花を収穫するハーブ類の種まき適日は、5月13日、14日、22日、23日、24日。マリーゴールドの種蒔きを予定。

夏野菜の種まきと天気の関係は?

直まきは、天気との相談も必要で、種まきカレンダーで適した日を選んでいても、必ずしも作業ができるわけでもなく、これが結構悩ましいところです。

適期を逃してしまう可能性もあるので、2週間天気を日々チェックしながら早めの段取りも必要です。

理想的には、播種日の前後2日程度が曇から晴れであること。終日の強い雨であれば前後3日というところです。

土の水分が多すぎると、土が締まり酸素不足になりますし、播種後の強い雨は、覆土が流され、発芽不良に繋がります。そういう意味でも、播種後の多すぎる水やりは発芽の障害になります。

自然農では播種後の水やりはしない代わりに、土が乾燥しないよう上から草マルチをします。細かく切った草を軽く。

5月は大体数日おきに雨が降るような天気なので、土が乾燥してカラカラという状況は少ないでしょうが、そういうう場合は、種まきの2日まえに予定地にたっぷり水やりをしておくと良いようです。

5月の直まきに適した時間帯は?

5月になると、日中25度を越すことが多くなります。夜間でも10度以下になることは殆ど無いでしょう。

種を蒔いた直後に気温が一気に上昇すると、種の乾燥につながるため、5月中旬から9月の種まきは、夕方が適しています。逆に、10月から5月中旬までは、播種後の急激な気温低下を避けるため、朝の時間帯の種まきが適しています。

夏場の農作業は、日焼けや虫との戦い。農作業の時間は、朝5時から7時と夕方5時から7時。この時間帯の2〜3時間を限度にしか作業をしないことに決めています。

紙の上での作業も多く、他のやるべき?やりたいことも多いので、少ない貴重な時間をやりくりし、その中でなるだけ土の自然力を取り戻し、良い実りを頂けることができれば幸いです。

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