2025/3月末、一年半に及ぶ放浪生活?を切り上げ、九州に戻った
寒川神社参拝
なまじ方位などをかじっていると、最悪の時期に最悪の方向へ移動するとなると不安がよぎったりもする。
そこで、以前から気になっていた寒川神社に立ち寄り、ご祈祷を受けて帰る事に。神様に縋って、不安を一掃するのも一つの手立て。
人気の神社だとの認識はあったが、これ程とは。長蛇の列!
土曜日でもあったので、鳥居を潜ってから出るまで、ように4時間近くがかかった。
それでも、人数の割には手際よく進み、神社にはそぐわない表現かもしれないが、全てが非常にシステマティックに美しく整えられ、スムーズな流れだった。
それでいて、一人一人の願い事を宮司さんが聞き取ってくださった上で祈祷に進むなど、行き届いた対応ぶりで、時間をかけて足を延ばした甲斐があったと、たいへん満足し気持ちよく帰路に着いた。
祈祷後の授与品がまた、達筆で丁寧に書かれた名前入りの木札が箱に納められ、八方よけの9枚のお札から、御守り、御神土、御箸、御神酒など行き届いたものだった。
いいイメージでいただいたお札は、毎朝の拝礼にも気持ちが入る。
一度訪れたらお礼参りと同時に、また新しい年の安寧を祈ってご祈祷を受けるという循環が生まれて、多くの人の拠り所となるのだろう。愛されている所以だと納得。
1年ぶりの種まきと7月の畑
帰省後、4月後半に夏野菜の種を蒔いた。
なんとか成長しているのは、ニンジン🥕、落花生、小玉スイカ、つるありインゲン、きゅうり、かぼちゃあたり。
かぼちゃは例年通り、コンポストキエーロからの自然発芽で、これが一番元気!狭い庭中を暴れまくりで頼もしい!
種をまいた日本カボチャはいつも通り育たない。
つるありインゲンも十分に収穫。落花生も酷暑の中、元気に育っている。
トマトときゅうりは種まきには間に合わず、2〜3本の苗を買って植えてみたが、幾らかは収穫できたものの、この酷暑で終わりに近づいている。
茄子、ピーマン、ビーツ、大根、ゴーヤは育たず、目下の楽しみは、5〜6個実をつけたスイカ。食べられるまでになるのだろうか?
ズッキーニは雄花と雌花の開花バランスが難しい!
直播したズッキーニは、いつも通り100%の発芽率で順調に育ち、40日程度で花が咲き始めた。
ここまでは順調なのだが、雄花と雌花の開花時期が偏ることで、なかなか順調な収穫に至らない。
今年は、4月25日に種まきをし、5月の末ごろから花が咲き始めたが、2週間ほど雌花ばかりの時期が続き、受粉ができず、まともな収穫に至らなかった。
ようやく雄花が咲き始めたと思ったら、今度は、来る日も来る日も雄花ばかり。
暑さ続きで終了してしまった感あり。
近所の方に、”ズッキーニは8株以上植えないとうまく受粉できない”と言われていたので頭にはあったが、毎年同じような状況になっている。
ズッキーニの花が偏る理由は?
ズッキーニの花は、雄花から咲き始めるのが本来のようだ。雄花が先に開花して雌花の開花を待ち、受粉するという流れが自然だよね。
今年のように、株が十分に成長しない段階で雌花ばかりが咲く時点で、何かが間違っていたと気付くべきだった。
というか、うっすら気づいていた。狭い土地にタネを撒き過ぎた。
これが、まず一つの大きな要因だと思う。
雌花ばかり咲く要因に株の成長不足やストレス、肥料の過不足、気温などがあげられている。
次に肥料の過不足、
他の方のブログの情報に、”有機栽培で、食物繊維が豊富な堆肥をしっかり入れて栽培すると、雌花の方が、最初にたくさん咲く傾向がある”という一文を見つけた。
基本、自然農でやっているが、種まき前に米糠で作ったボカシは入れ込んでいる。
果菜タイプのズッキーニは、体を大きくしながら実を付けていく。
”まずは体を大きくする事に栄養を使うが、体内の炭水化物が増えて、チッソ分が切れてくると子孫を残す=実をつける生殖成長へと移行してくる”とある。
ということは、株内の炭水化物が多いという事か?肥料に水溶性炭水化物が多く含まれていて、根からしっかり吸収していた。多過ぎた?
と同時に、”土の窒素分が少ない”という事?
窒素分の多い有機質肥料は”油粕や魚粉”が代表的。
今年使ったボカシは材料不足で、米糠に自家製酵素を加えただけで発酵させたので、窒素不足でバランスが悪かったのかもしれない。
今年で4年目になるこの土地は、草も生えないようなカチカチの土だった上に、自然農でやりたいと思っていたので、なかなか収穫に至らず、試行錯誤を続けている。
去年あたりから、ようやく光がさしてきたところに1年半も留守をしたことで、足踏みをしてしまった。
その上この酷暑!
営農の方のご苦労に思い至る。